“サーフィンも楽しめる”草津市の烏丸半島にレジャー施設計画

滋賀県草津市にあるびわ湖に面した半島に人工的に波を起こしてサーフィンを楽しめるプールなどを備えたレジャー施設が建設されることになり、概要が発表されました。

草津市の土地開発公社は、5年前、びわ湖に面した烏丸半島にある長年、開発が進んでいなかったおよそ9ヘクタールの土地を5億円あまりで購入しました。
活用方法について提案を募集した結果、競技場や公園の運営などを手がける東京の企業が選ばれ、8日、草津市役所でこの企業と草津市による会見が開かれました。
この中で、企業の担当者は、今後、土地を購入した上で、サーフィンを楽しめるプールや飲食店などが入った複合レジャー施設を建設する計画を明らかにしました。
費用は、75億円を見込んでいて、サーフィンができるプールは人工的に波を起こして、初心者から経験者まで気軽に楽しむことができる施設を目指すということです。
会見した企業、「JPF」の久場善博常務は、「共通の趣味を持つ人が仲間になってにぎわいをもたらすといった、好循環を生む施設にしたい」と話していました。
企業によりますと、2026年5月に工事が始まり、2028年5月のオープンを目指すということです。