大阪 スケートボード新施設オープンへ 西矢椛選手も技披露

オリンピック競技として日本勢も活躍しているスケートボードを初心者から上級者まで練習できる施設が、大阪・吹田市にオープンするのを前に内覧会が開かれ、トップ選手たちが技を披露しました。

この施設は、吹田市の商業施設の敷地内に設けられ、広さは1階と2階を合わせておよそ1000坪、3000平方メートル以上あります。
1階には、手すりや障害物が設置された上級者向けのエリアが設けられ、ストリートの種目の練習ができます。
また、2階には初心者が気軽にスケートボードを体験できる平面のエリアと、パークの種目の練習ができるすり鉢状のコースが設けられるなど、施設全体で初心者から上級者までが練習できるようになっています。
5日は内覧会が行われ、東京オリンピックの金メダリストで大阪府出身の西矢椛選手などが実際にコースを滑って技を披露しました。
施設を運営する会社によりますと大阪では、スケートボードを練習する施設が少なく、6日にオープンするこの施設は、国内最大級だということです。
西矢選手は、「スケートボードを始めたころにこんなに広い施設があったら絶対に来ていたと思う。この施設に来て、いろいろな人にスケートボードを知ってもらえたらうれしい」と話していました。