大阪市立の保育所で給食にガラス片 市は「再発防止に努める」

大阪市内の保育所で、給食の料理に長さ5ミリほどのガラスの破片が混入しているのが見つかりました。
これまでのところ異常を訴える児童はいないということです。
市は、調理で使用したガラス瓶が割れていたことが原因だとして再発防止に努めるとしています。

大阪市によりますと、4日、市が運営する保育所で、給食で出た「魚の野菜焼き」に長さ5ミリほどのガラスの破片が混入しているのを料理を食べた職員が見つけました。
見つかった破片は1つだけで、およそ40人いた児童と職員のほとんどが、すでに給食を食べ終えていましたが、これまでのところ異常を訴える人はいないということです。
この保育所では、園内で調理を行っていて、調べたところ料理に使った「乾燥パセリ」のガラス瓶が割れていることがわかり、市は、割れたガラスの一部が混入したとしています。
大阪市は、「児童や保護者におわび申し上げる。すべての市立保育所に今回の事案を周知し、瓶詰めのものを使用する場合は、異常がないか確認するよう指導するなど再発防止に努めます」としています。