被災地でのボランティア活動 注意点など紹介する講習会 大阪

能登半島地震の被災地でボランティア活動を行うにあたって、注意点などを紹介する講習会が大阪市で開かれました。

この講習会は、大阪市社会福祉協議会が開き、能登半島地震の被災地でボランティア活動を予定している人や関心のある人、およそ50人が参加しました。
この中では、被災地でがれきの撤去作業などを行う企業の担当者が講師となり、被災地ではくぎなどの金具が手や足に刺さったり、高い場所から転落したりして、けがをする危険があることが紹介されました。
そのうえで、参加者は作業に適した丈夫な手袋や靴を用意することや、ボランティア保険に入ることなど、自分自身であらかじめ準備しておくことを学んでいました。
大阪市社会福祉協議会によりますと、能登半島地震の被災地でボランティアをしたいという問い合わせが多く寄せられているということです。
講習会に参加した大阪市の59歳の男性は「ボランティアに行きたい気持ちだけではいけないと思った。安全面の重要性を感じたので、けがなどに気をつけて活動していきたい」と話していました。