北大阪急行電鉄の延伸区間が開業「箕面萱野駅」で記念式典

大阪北部を走る「北大阪急行電鉄」は、23日から延伸した区間が開業し、終点となる「箕面萱野駅」で記念の式典が開かれました。

阪急電鉄や大阪府などが出資する第三セクターの北大阪急行電鉄は、北側の終点の千里中央駅からおよそ2.5キロ延伸し「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」の区間が23日に開業しました。
新たな終点となる箕面萱野駅では23日朝、式典が開かれ、鉄道会社の関係者がテープにはさみを入れて開業を祝いました。
そして多くのファンの人たちが一番列車に次々と乗り込んだあと、午前5時19分、駅長の出発の合図で列車は堺市のなかもず駅に向けて出発しました。
今回の延伸によって、箕面萱野駅から新大阪駅までを最速19分、梅田駅までを最速25分で結ぶことになり、大阪市中心部へのアクセスが大幅に向上することになります。
北大阪急行電鉄の田中裕介 駅長は「箕面市の皆様にとっては長年の夢だったと思うので、一番列車を出発させることができて感無量です。より多くのお客様に乗っていただきたい」と話していました。