関経連副会長に内定 関西電力 森社長“関西経済発展に貢献”

関西電力の森望社長は22日の記者会見で、関経連・関西経済連合会の副会長に内定したことについて、「関西経済の発展に貢献したいと思っていた。微力ながら精いっぱい取り組んでいきたい」と抱負を述べました。
関西電力の経営トップが関経連の副会長に就任するのは、金品受領問題以来で4年半ぶりとなります。

関経連は、新しい副会長に関西電力の森社長が内定したことを発表し、ことし5月の定時総会後の理事会で正式に決めることにしています。
これについて、森社長は22日の記者会見で「関西経済の発展に貢献したいと思っていた。微力ながら精いっぱい取り組んでいきたい」と述べ、脱炭素などの取り組みを通して、関西経済の成長につなげていきたいという考えを示しました。
関西電力の経営トップが関経連の副会長に就任するのは、金品受領問題以来で4年半ぶりとなります。
関西電力では、金品受領問題のほかにも、▼ほかの大手電力会社とのカルテルや、▼競合他社の顧客情報の不正閲覧などの不祥事が相次いでいます。
これについて、森社長は「会社としては金品問題を含め、業務改善計画を立てて取り組んでいる。関経連の副会長への内定とは別次元の話で、これはこれでしっかりと役割を果たす」と述べ、再発防止の取り組みを進める姿勢を強調しました。