医師の指示なく互いにレントゲン撮影で放射線技師20人処分

大阪・住吉区の大阪急性期・総合医療センターの放射線技師あわせて20人が、法律で定められた医師の指示がないまま、互いにレントゲンの撮影を行っていたなどとして、懲戒処分となりました。

懲戒処分を受けたのは、大阪・住吉区の大阪急性期・総合医療センターに所属する20代から60代の放射線技師あわせて20人です。
大阪府立病院機構によりますと、20人の放射線技師は、体の不調を調べたり撮影の練習をしたりする目的などで、法律で定められた医師の指示がないまま、レントゲンやCTの撮影を互いに行うなどしていたということです。
健康被害を訴えている技師はいないということです。
大阪府立病院機構は、「二度とこうしたことが起こらないよう、法令順守と服務規律の徹底に努め、府民の皆様に信頼いただける病院運営に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。