大阪・関西万博 オーストラリアのパビリオン 概要発表

来年の大阪・関西万博に参加するオーストラリアが、パビリオンの概要を22日、発表しました。

オーストラリアのパビリオンのテーマは「Chasing the Sunー太陽の大地へ」です。
パビリオンは数百の種類があるとされるユーカリの木と花をイメージしたデザインで、オーストラリアの多様性と活気を表現しているということです。
大きくドーム状になった入り口が特徴的で、内部では、オーストラリアの大自然や先住民の文化などを現地にいるかのように感じることができるといいます。
また、持続可能性も重視し、パビリオンの一部には、東京オリンピックの際に使われた建築資材を再利用する計画です。
オーストラリア政府代表を務めるナンシー・ゴードンさんは「ユニークな没入型のアドベンチャーを体験できる。先住民の何万年にもわたる大地とのつながりと、その古代の知恵が未来社会に必要であると感じ取ってほしい」と話しました。
すでに起工式が行われ、ことし10月には主な建物の工事を終え、来年3月中には内装も含めて完成する予定だということです。