大阪府内で火事相次ぐ 2人死亡

21日夜から22日朝にかけて大阪府内で火事が相次ぎ、あわせて2人が亡くなりました。
いずれも高齢者が1人で暮らしていたということで警察が身元の確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。

21日午後8時40分ごろ大阪・東成区大今里で「家から煙が出ている」と近くに住む人から消防に通報がありました。
警察や消防が駆けつけたところ木造3階建ての住宅から火が出ていて、火はおよそ4時間後に消し止められましたが、消防によりますと、住宅は全焼したということです。
この火事で男性1人が家の中で倒れているのが見つかり病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますとこの家では80代の男性が1人で暮らしていて火事のあと、連絡が取れていないということです。
また、22日午前7時ごろには吹田市岸部南の木造2階建ての住宅で台所周辺が焼ける火事があり、焼け跡から女性の遺体が見つかりました。
警察によりますとこの住宅で1人で暮らしている80代の女性と連絡が取れないということです。
警察は2人の身元の確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。