NHK 「割増金」の支払いなど求め提訴 大阪府内5世帯に

正当な理由なく受信契約の申し込みをしない大阪府内の5世帯について、NHKは、21日、「割増金」の支払いなどを求める訴えを起こしました。

「割増金制度」は、正当な理由なく期限までに受信契約の申し込みを行わない世帯や事業所に、受信料の2倍の「割増金」を請求することができる制度で、放送法の改正を受けて去年(2023年)4月に始まりました。
NHKはテレビなどの受信設備を設置している世帯などに説明し契約を促していますが、それに応じない世帯のうち大阪府内の5世帯に、受信契約の締結と、受信料や「割増金」の支払いを求める訴えを21日、府内の簡易裁判所に起こしました。
NHKは「ご理解ご納得のうえ契約していただくことを基本としており、誠心誠意の説明を行いましたが、どうしても契約の締結に応じていただけなかったため、個別事情を総合勘案したうえで、やむなく割増金の請求を含めた提訴に至りました。今後も公平負担の実現に向けた取り組みを進めてまいります」としています。