大阪 門真 中学生いじめ自殺で市教委 調査報告書公表し謝罪

おととし(2022年)大阪・門真市で中学3年生の男子生徒がいじめが原因で自殺した問題で、門真市教育委員会は生徒が受けたいじめの内容や学校が組織的に対応しなかったことを指摘した第三者委員会の調査報告書を公表し「指摘を真摯(しんし)に受け止めるとともにご遺族の皆様に深くおわび申し上げます」と謝罪しました。

おととし2月、門真市の当時中学3年生の男子生徒が自殺したことを受けて市の教育委員会は第三者による審議会を設置して調査を行い、▽仲間はずれやSNSを使ったひぼう中傷など62件をいじめと認定したうえで自殺との因果関係を認めました。
さらに調査報告書は学校の対応について明確ないじめ被害の申告があったのに▽法律が求めるいじめの認知が全く行われず▽組織的ないじめ対応が行われることも全くなかったと指摘しました。
門真市教育委員会は19日、記者会見して調査報告書を公表し、久木元秀平 教育長が「かけがえのない子どもの尊い命が失われたことは痛恨の極みであり報告書の指摘を真摯に受け止めるとともにご遺族のみなさまに深くおわび申し上げます」と謝罪しました。
市の教育委員会は報告書の指摘を受けて▼年度当初に全ての教職員に対していじめの認知や対応についての研修を行うことや▼学校でのいじめのアンケートをスクールソーシャルワーカーに共有することなどを盛り込んだ再発防止策をまとめたということです。