近畿２０日朝から大気不安定 強風や高波 急な強い雨など注意

近畿地方では２０日朝から大気の状態が非常に不安定となる見込みで、気象台は強風や高波のほか、竜巻や落雷、急な強い雨などに注意するよう呼びかけています。

大阪管区気象台によりますと、２０日は近畿地方の上空にマイナス３６度以下の寒気が流れ込み、低気圧が発達しながら東に進む見込みです。
このため２０日朝から夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達する見込みです。
２０日に予想される最大風速は北部は▽陸上で１８メートル▽海上で２３メートル、中部は▽陸上で１８メートル▽海上で２０メートル、南部は▽陸上で１５メートル▽海上で２０メートルで、最大瞬間風速は３０メートルから３５メートルとなっています。
波も高くなり、２０日の波の高さは近畿北部で５メートルと予想されています。
予想よりも低気圧が発達した場合には、２０日朝から夕方にかけて暴風となるおそれがあるほか、近畿中部では昼すぎにかけて警報級の高波となるおそれがあります。
気象台は強風や高波のほか、竜巻などの激しい突風、ひょう、落雷、急な強い雨に注意するよう呼びかけています。