信楽の大たぬき 桜の衣装に衣がえ 滋賀 甲賀

信楽焼の里として知られる滋賀県甲賀市信楽町で、まちのシンボルとして親しまれている巨大なたぬきの置物が満開の桜をイメージした衣装に衣がえしました。

甲賀市内を走る信楽高原鉄道の信楽駅の前には高さ5.3メートル、胴回り6.6メートルの巨大なたぬきの置物があり、季節にあわせて年に6回衣がえしています。
15日は地元の観光協会のスタッフらがたぬきの胴体に木の幹をイメージした茶色い衣装を着せたあと、ピンク色の花の飾りを頭いっぱいに取りつけて満開の桜の姿に変身させました。
衣装は地元の高校でデザインを学ぶ生徒たちが考えたもので、訪れた人たちはたぬきを見上げながら写真を撮るなどして春の雰囲気を楽しんでいました。
信楽町観光協会の企画広報委員長を務める福山淳さんは「一足先に満開となった桜の衣装のたぬきを楽しんでほしい」と話していました。
この桜の衣装は、4月23日まで楽しめるということです。