和歌山 白良浜の「防砂ネット」 春の観光シーズンを前に撤去

一面に白い砂浜が広がる和歌山県白浜町の海水浴場では、春の観光シーズンを前に14日、冬の間、風で砂が飛ばされるのを防ぐために設置されていた「防砂ネット」が撤去されました。

白浜町にある白良浜海水浴場は、およそ600メートルにわたって白い砂浜が広がる観光名所で、冬に北西から風が吹きつけるため、毎年、砂が周辺の道路などに飛び散るのを防ぐ「防砂ネット」が設置されます。
春の観光シーズンを前に14日、町の職員ら10人がこの防砂ネットを撤去する作業を行いました。
職員はおよそ20か所に設置された長さ30メートルほどの防砂ネットやネットを固定するための木のくいを次々と取り外し、トラックに運び込んでいました。
白浜町観光課の主査、濱口大輝さんは、「これからどんどん暖かくなっていくので、ぜひ遊びに来ていただきたい」と話していました。
白良浜海水浴場では、本州一早いとされる「海水浴場開き」を5月3日に予定しているということです。