びわ湖マラソンに6600人余 湖岸の景色と地元の味覚楽しむ

大津市などびわ湖沿いの42.195キロを走る「びわ湖マラソン」が開かれ、国内外の6600人余りのランナーがゴールを目指しました。

「びわ湖マラソン」は3年前に終了した「びわ湖毎日マラソン」を引き継ぐ形で去年から開かれている市民マラソンで、国内外から6600人余りが参加しました。
スタート会場となった大津市の皇子山陸上競技場では、滋賀県の三日月知事が「びわ湖の景色を楽しんで走って下さい」などとエールを送りました。
このあとランナーたちは号砲の合図で一斉にスタートし、びわ湖岸を北上して草津市にある琵琶湖博物館のそばでゴールするフルマラソンに挑んでいました。
マラソンのコースの給水ポイントでは、近江牛のローストビーフなどご当地メニューもランナーに提供されます。
ランナーたちは、日ざしがさしたり時折、雪がぱらついたする変わりやすい天気の中、地元の味覚を味わいながら思い思いのペースで、びわ湖の湖岸を駆け抜けていました。
愛媛県から、去年に続いて参加したという会社員の男性は、「びわ湖の景色を楽しみながら走ることができました。去年は食べられなかった近江牛のローストビーフやびわ湖の魚のつくだ煮も食べることができて満喫できました」と話していました。