堺の男性 はしかに感染 UAEから帰国の別男性と同じ飛行機

堺市に住む20代の男性が7日、はしかに感染していることが分かりました。
男性は、UAE=アラブ首長国連邦から帰国後に、はしかと診断された別の男性と同じ飛行機に乗っていたということで、大阪府は感染が広がっている可能性もあるとして、警戒を呼びかけています。

大阪府によりますと、堺市に住む20代の男性は、今月3日から発熱などの症状があったことから市の検査機関で詳しく調べたところはしかと診断されました。
男性は現在、自宅で療養しているということです。
この男性は、アラブ首長国連邦から帰国したあと、今月1日にはしかと診断された別の20代の男性と同じ飛行機に乗っていたということです。
府によりますとこの2人とは別に、名古屋市や岐阜県でも同じ飛行機に乗っていたあわせて3人の感染が確認されているということです。
はしかは空気感染で広がり、感染力が極めて強いことから府は感染が広がっている可能性もあるとして、不安がある人は速やかに保健所などに相談してほしいと呼びかけています。