ウクライナ軍事侵攻2年 大阪で平和を願う催し

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから2年となる24日、大阪では平和を願う催しが開かれ、ウクライナから避難してきた人たちや市民がキャンドル型のライト、およそ1000個を並べて黙とうをささげました。

この催しはウクライナを支援する大阪の団体などが開いたもので、会場となった大阪・北区の広場には、ウクライナから避難してきた人や市民などおよそ200人が集まりました。
参加者たちははじめにカーネーションを次々に手向け、軍事侵攻で犠牲になった多くの人たちを悼みました。
このあと、キャンドル型のLEDライトおよそ1000個を英語で平和を意味する「PEACE」の形に並べ、全員で黙とうをささげてウクライナと世界の平和を願っていました。
また、会場ではウクライナの手作りの刺しゅうの販売や募金活動も行われました。
ウクライナからおととし(2022年)避難し、大阪でデザイナーの仕事をしているナタリア・ゴロドーさんは「日本は安全できれいな街なので大好きになりました。ただ、ウクライナに残っている家族もいるので、平和が早く戻ってきてほしいです」と話していました。
催しを主催した団体の高見信彦さんは「軍事侵攻から2年がたち支援疲れも出てきているが、これからも生活や就労・就学の支援などを続け、ウクライナの人たちに寄り添っていきたい」と話していました。