プロ野球オープン戦 阪神 村上投手が先発 順調な調整

プロ野球のオープン戦で阪神はヤクルトと対戦し、昨シーズン、MVP=最優秀選手と新人王を同時に受賞した村上頌樹投手が先発し順調な調整ぶりを見せました。

阪神は24日、沖縄県浦添市でヤクルトとのオープン戦に臨み、昨シーズンプロ初勝利から10勝を挙げ、セ・リーグのMVPと新人王を同時に受賞した村上投手が先発しました。
村上投手は1回、いきなり連続ヒットを打たれてノーアウト一塁三塁のピンチを背負い、ダブルプレーの間に1点を失いました。
それでも、2回はヒットを許さず、3回には今シーズン、さらなる躍進を目指してオフから強化してきたストレートで、1番・西川遥輝選手と3番・サンタナ選手から空振り三振を奪うなど3人で抑えました。
3回を投げてヒット3本、1失点という結果に「失点はそこまで気にしていない」と振り返った村上投手。
シーズン開幕に向け、順調な調整を続けています。
村上投手は「いろいろと試せたのでよかった。ストレートはしっかり指にかかっていたし感覚もよかったのでこのまま続けていけば大丈夫だと思う。これからイニングや球数を増やしてシーズンに向けてやっていきたい」と話していました。
試合は0対1で阪神が敗れました。