大阪府の定例府議会開会 新年度当初予算案提出

大阪府の定例府議会が21日、開会し、一般会計の総額が3兆1900億円余りとなる新年度・令和6年度の当初予算案が提出されました。

大阪府の定例府議会は、開会日の21日、本会議が開かれ、来年の大阪・関西万博に向けた費用などを盛り込んだ、一般会計の総額が3兆1972億円となる新年度・令和6年度の当初予算案が提出されました。
予算案では、▼万博会場のシンボルとして設けられるリング型の木造建築物、「大屋根」の建設など、会場整備の一部を負担する費用や、▼災害に備えるため、避難所向けに組み立て式の洋式の水洗トイレを導入する費用、それに、▼令和6年度から段階的に実施する所得制限のない高校授業料無償化の費用などが計上されています。
本会議で吉村知事は、「『大阪をさらに元気にする』、『大阪が変われば日本が変わる』、この思いを胸に、万博の成功と府市一体の成長戦略、教育の無償化の3本を柱として施策を推し進めていく」と述べました。
大阪府の定例府議会は、来月(3月)22日までの31日間の日程で開かれます。