大阪公立大 森之宮キャンパス周辺 開発方針まとまる

来年の開設を予定している大阪公立大学の森之宮キャンパスの周辺のまちづくりに向けて、大阪府や大阪メトロなどでつくる検討会は、駅ビルや大規模なアリーナの整備などを盛り込んだ開発の方針をとりまとめました。

大阪府や大阪市、それに大阪メトロなどは、来年の開設を予定している大阪公立大学の森之宮キャンパスの周辺のまちづくりに向けて、検討会を設置しており、13日、大阪府庁で開かれた会合で、開発の方針をとりまとめました。
それによりますと、▼大阪メトロが2028年の開業を目指している新しい駅にあわせた駅ビルや、▼駅ビルに隣接し、1万人以上が収容可能な大規模なアリーナの整備を進めるとしています。
また、大阪公立大学の森之宮キャンパスと、大阪メトロの新しい駅やJR大阪城公園駅を結ぶため、デッキなどを整備するとしています。
会合のあと、大阪府の吉村知事は記者団に対し、「『大阪城東部地区』で最先端のまちづくりをしていくという方向性が決まり、非常にわくわくしている。ここにしかない、大阪の東の拠点をつくりあげていきたい」と述べました。
大阪府や大阪市、それに大阪メトロなどは、今後、協力して、事業計画の策定や事業者の公募などを行うことにしています。