大阪 小学校の児童ら100人余 ノロウイルス集団感染か

大阪府の茨木保健所の管内にある小学校の児童ら100人余りが、おう吐や下痢などの症状を訴え、大阪府は、ノロウイルスによる集団感染とみて、校内の消毒などを指導しました。

大阪府によりますと、今月(2月)6日から12日にかけて、茨木保健所の管内にある小学校の児童99人と教職員2人のあわせて101人が、相次いで、おう吐や下痢などの症状を訴えたということです。
症状が重い人や入院した人はおらず、全員、快方に向かっているということです。
保健所が検査を行ったところ、症状を訴えた2人から、いずれもノロウイルスが検出されたということで、府は、ノロウイルスによる集団感染とみて、校内の消毒などの指導を行ったということです。
ノロウイルスは、感染力が非常に強く、特に子どもやお年寄りは、重症化しやすい傾向にあることから、府は、調理や食事の前、それに、トイレのあとなどは、せっけんを使って手をしっかり洗うことなどを呼びかけています。