阪神沖縄キャンプ始まる 能登半島地震被災地支援 募金箱設置

プロ野球で球団史上初の連覇を目指す阪神のキャンプが2月1日、沖縄で始まり、能登半島地震の被災地を支援しようと選手たちが募金活動をしました。

昨シーズン38年ぶりの日本一に輝き、今シーズン球団史上初の連覇を目指す阪神は沖縄本島北部の宜野座村の球場でキャンプをスタートさせました。
練習前にはセレモニーが行われ、岡田彰布監督が「ことしはあまり“アレ”を言わずに、連覇。連覇を第一目標で1年間戦っていきたいと思います。昨年以上の新しい力を加えて素晴らしいチームを宜野座から作り、連覇に向かって全員でまい進したい」などと力強く宣言しました。
また、球場の総合案内所には能登半島地震の被災地を支援しようと募金箱が設置され、大竹耕太郎投手や伊藤将司投手らが募金活動をしました。
神戸市の30代の女性は「生活もまだ落ち着かない方がいっぱいいると思うんですが、少しでもお役に立てればと思いました」と話していました。
阪神は今シーズン、連覇に向けて個人個人のレベルアップと新しい戦力の発掘を目指しています。
初日の1日はエースの青柳晃洋投手や昨シーズン、MVP=最優秀選手と新人王に同時に選ばれた村上頌樹投手、それに岡田監督が期待する2年目の門別啓人投手らがさっそくブルペンに入り、キレのあるボールを投げ込んでいました。
岡田監督は「選手の動きを見て、自主トレーニングをやってきたんだなという感じを受けた。目標は1つなので、その一点に向かってことしは やっていきたい」と決意を話していました。