神戸ポートタワー 4月に営業再開

大規模な改修工事のため休業している「神戸ポートタワー」が、ことし4月26日におよそ2年半ぶりにリニューアルオープンすることになりました。

1963年に神戸港に開業した「神戸ポートタワー」は和楽器の鼓を引き伸ばしたような外観と深紅のカラーが特徴の高さ108メートルの観光用タワーで、港町・神戸のシンボルとして親しまれてきました。
耐震補強などのため、2021年9月から休業して大規模な改修工事が進められてきましたが、神戸市によりますと、ことし4月26日に営業を再開することを決めたということです。
リニューアル後のタワーの屋上には、神戸港や市街地などを一望できるガラス張りのデッキが新たに設置されます。
「展望フロア」には床が360度回転しながら景色と食事を楽しめる飲食店が入るほか、入場無料の「低層フロア」には地元の限定グッズなどを取り扱った販売店が並ぶということです。
また、夜間の観光や食事を楽しんでもらおうと、以前よりも時間を延長して午前9時から午後11時まで営業することにしています。
市によりますと、展望フロアと屋上デッキの入場はそれぞれ有料ですが、誕生月に来場した神戸市民を対象に入場料を半額にするサービスを新たに導入するということです。