万博 イベント申し込み 参加する国や地域などから131件

大阪・関西万博の期間中に行われるイベントを検討する会議が開かれ、実施主体の博覧会協会は、参加する国や地域などからあわせて131件の申し込みがあったことを明らかにしました。

大阪・関西万博では、▼参加予定の国や地域などのほか、▼自治体や民間企業、それに、一般参加型のイベントなどが予定されています。
こうしたイベントについて検討する会議が29日、大阪市内で開かれ、博覧会協会は、公式に参加を表明している169の国や地域、国際機関のうち、現時点でおよそ8割にあたる国や地域などからあわせて131件の申し込みがあったことを明らかにしました。
また、自治体が参加するイベントでは44件の申し込みがあり、このうち、大阪府内のすべての市町村が連携したイベントでは、祭りをテーマに「だんじり」などを集めての実演が行われる予定だということです。
昨年末まで募集していた一般参加型のイベントについては、2005年の愛知万博と比べてほぼ2倍の514件の申し込みがあったということで、今後、選考を進めるとしています。
会議の共同座長を務める吉本興業の元会長の大崎洋さんは「国内外から申し込みをしてもらってうれしい悲鳴だ。万博に参加したいという応募があるので、なんとかやり遂げたい」と話していました。

【松本人志さんの活動休止については】
一方、大崎さんは、万博のPRを担うアンバサダーを務めるお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが活動を休止したことについて問われ、「係争中なのでコメントは差し控えたい。影響がないわけはないので各メディアにどういう論調で語られるかを待ちたい。アンバサダーにイベントなどにどう出てもらうかはまだ考えていなかったが、いろんな方々の知見をいただきながら緊張感を持って慎重に考えなければいけないと思う」と述べました。