災害から身を守る方法学ぶイベント 東大阪

地震やそれに伴う火災などが起きた際に、身を守る方法を学ぶイベントが、大阪・東大阪市で開かれました。

東大阪市で開かれたイベントには、27日の午前中、家族連れなどおよそ120人が参加しました。
参加者は5人ほどのグループになって、地震に伴うさまざまな状況のなかで、どのように身を守るのか、クイズや課題に取り組みました。
このうち煙が充満した室内から、安全に避難するためにどんな姿勢が有効かという課題では、参加者は、実際の場面を想定して姿勢を低くしていました。
また割れたガラスの破片などから足を守るために、新聞紙でスリッパを作るという課題もあり、参加者たちはできあがったスリッパで歩いて履き心地を確かめていました。
参加した小学6年生の男の子は「避難の際のスリッパの作り方など、災害が起きたときに役立ちそうだなと思いました」と話していました。
東大阪市危機管理室の川口太朗さんは「能登半島で大規模な地震があり、市内でも地震がいつ起こるかわからない。災害についての知識を持っていない市民も多くいると思うので、こうしたイベントを通じて周知していきたい」と話していました。