大雪おそれ JR西 特急や在来線一部で24日の運転取りやめ

大雪のおそれがあることを受けてJR西日本は、すでに特急列車や在来線の一部で24日の運転の取りやめを決めたほか、そのほかの路線でも運転に影響が出る可能性があるとしています。

JR西日本によりますと、特急列車では、▽大阪と金沢を結ぶ「サンダーバード」と▽名古屋と金沢を結ぶ「しらさぎ」、▽大阪と米原を結ぶ「びわこエクスプレス」、▽大阪と鳥取方面を結ぶ「はまかぜ」、▽京都と鳥取方面を結ぶ「スーパーはくと」、▽京都と北近畿方面を結ぶ「きのさき」、「はしだて」、「まいづる」、▽新大阪と北近畿方面を結ぶ「こうのとり」の一部区間について、それぞれ24日始発から終日運転を取りやめるということです。
また▽「スーパーはくと」について、23日は最終列車の運転を上り下りともに取りやめるほか、▽東京と高松・出雲を結ぶ寝台列車の「サンライズ瀬戸・出雲」は23日出発する列車について運転を取りやめます。
特急列車以外で24日の始発から運転を取りやめるのは、▽北陸線の米原駅と敦賀駅の間、▽湖西線の近江舞子駅と近江塩津駅の間、▽山陰線の福知山駅と東浜駅の間、▽舞鶴線の綾部駅と東舞鶴駅の間、▽播但線の寺前駅と和田山駅の間です。
そのほか、▽湖西線の京都駅と近江舞子駅の間は、朝と夕方の時間帯を中心に一部で運転を取りやめるほか、▽琵琶湖線の野洲駅と米原駅の間は、運転本数を6割程度に減らすということです。
JR西日本は、降雪の状況によってはほかの路線や区間でも影響が出る可能性があるとしています。
このほかの関西の主な私鉄は23日午後6時現在、運転を見合わせる予定はないとしていますが、いずれも最新の情報に注意するよう呼びかけています。

【東海道新幹線 24日 遅れや運休可能性】
JR東海によりますと、東海道新幹線は24日は積雪の状況によって遅れや運休が発生する可能性があるとしています。
一方、JR西日本によりますと、山陽新幹線は現時点では通常どおりの運行を予定しているということです。