オリックス 山下舜平大投手 自主トレ公開“防御率1点台を”

プロ野球、パ・リーグで昨シーズンの新人王に選ばれたオリックスの山下舜平大投手が自主トレーニングを公開し「防御率にこだわり、1点台を目指したい」と決意を話しました。

21歳の山下投手は、昨シーズンの開幕戦で先発として初めて1軍のマウンドに上がり、最速160キロのストレートに鋭い変化球を交えたピッチングで9勝をマークしました。
8月末に腰を痛めてチームを離脱したものの新人王に選ばれ、大リーグのドジャースに移籍した山本由伸投手が抜けた先発投手陣で活躍が期待されている1人です。
山下投手は大阪・此花区の球団施設の室内練習場で自主トレーニングの様子を公開しました。
ランニングなどでウォーミングアップをしたあと、木製バットを右手で持ちながら投球動作をして腕を振り、フォームを確認しました。
また、キャッチボールでは、力強いストレートや鋭く縦に曲がるカーブを投げて感触を確かめていました。
山下投手はバットを使った投球フォームの確認について「バットのヘッドの重さを利用して腕の軌道が確認できる。腕が振りにくければ体の使い方がおかしいので、そこを意識した」と説明しました。
去年痛めた腰は治ったということで、今シーズンに向けて「先発として防御率にこだわり1点台を目指したい。最後まで戦いきってリーグ4連覇に貢献したい」と決意を話していました。