大阪拘置所 被告が死亡 自殺か

18日、大阪拘置所で刑事事件の50代の被告が倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。
状況から自殺を図ったとみられています。

大阪拘置所によりますと、18日午後5時半すぎ、50代の男の被告が1人で収容されていた部屋で、ゴムひもを首に巻きつけて倒れているのが見つかりました。
被告は病院へ搬送され、治療を受けていましたが、19日午後、死亡しました。
拘置所によりますと、職員による見回りは20分おきに行われていて、直前の確認では、被告は部屋の中で座っていて変わった様子はなかったということです。
部屋からは遺書のような内容の書面が見つかっていて、自殺を図ったとみられています。
拘置所は被告が起訴された罪や事件の内容について、明らかにしていません。
大阪拘置所の江頭和人 所長は「被収容者が亡くなったことは誠に遺憾です。被収容者の動静視察、心情把握のさらなる徹底に努め、再発防止に努めたい」とコメントしています。