避難所支援 大阪府の保健所長“体調悪化の人を医療につなぐ”

能登半島地震の被災地で避難所の支援を行った大阪府の保健所の所長が取材に応じ、避難生活が長期化するなか、体調が悪化した人を見つけ出して医療につなげる活動が重要になっていると話しました。

泉佐野保健所の柴田敏之所長は、大阪府の災害時健康危機管理支援チーム、「DHEAT」第1班のリーダーとして今月(1月)7日から12日まで石川県穴水町で避難所を巡回する保健師の調整業務などを行いました。
柴田所長は避難生活が長期化するなか、体調が悪化した人を見つけ出して医療につなげる活動が重要になっているとしたうえで、「巡回によって体調が悪化した認知症の男性がいることが把握できたため、すぐに医師に相談することができた。医師らと同じ部屋で活動していたので情報共有が素早くできたことがよかったと思う。行政職員と医療従事者、それぞれが持つ情報やスキルを持ち寄ることで、より効果的な支援ができる」と活動を振り返りました。
また、被災地の自治体の職員の健康管理も課題だとして、「みんな頑張ろうという気持ちでやっていたが、間違いなく疲労がたまっていて、今の勢いで活動をずっと続けられるか心配だ」と話していました。