ベルギー万博政府代表 パビリオン起工式を前に大阪市長訪問

来年の大阪・関西万博に向けて、ベルギーの万博政府代表が大阪市役所で横山市長と面会し、パビリオンの建設に必要な資材の輸入や開催期間中のスタッフの住居の確保などについて、準備が円滑に進むようサポートを求めました。

大阪市役所を訪れたのは、ベルギーのピーター・デクレム万博政府代表ら7人です。
ベルギーは、パビリオンを自前で建設する「タイプA」と呼ばれる方式で出展することになっていて、デクレム万博政府代表は、16日、会場の夢洲で行われる起工式にあわせて来日しました。
デクレム万博政府代表は15日、横山市長と面会し、「開幕までにパビリオンを建設したいと思っているが、そのために重要なのが資材をスムーズに輸入することだ。大阪市にもサポートをお願いしたい」と述べました。
そのうえで「これからの大きな課題としてはパビリオンの建設に加えて、スタッフの住居の確保も挙げられる」と述べ、半年にわたる開催期間をはじめ、来日するスタッフの住居の確保などについて、準備が円滑に進むようサポートを求めました。
これに対して横山市長は「パビリオンの建設や住宅の確保など、課題を整理して博覧会協会とも共有し、スムーズに安心してプロジェクトが進むように全力で取り組みたい」と述べ、手続き面でのサポートなどに万全を尽くす考えを伝えました。