和歌山 岩出 幼稚園で初釜 園児が茶の湯の作法学ぶ

和歌山県岩出市の幼稚園で、新年を祝ってお茶をふるまう初釜の行事が行われ、園児たちが茶の湯の作法を学びました。

初釜の行事が行われたのは、岩出市の「おのみなと紀泉台幼稚園」です。
園児たちに伝統文化に親しんでもらおうと、毎年開かれていて、11日は園児およそ50人が参加しました。
子どもたちは、まず畳の部屋に集まると並んで正座をしました。
そして膝の前についた両手で、山のかたちをつくっておじぎをする作法を教わりました。
このあと皿に盛られた和菓子を食べ、保護者がたてた抹茶が出されると、小さな手で茶わんを2回まわして味わっていました。
子どもたちは、飲み終えると「結構なおてまえでした」と声をそろえておじぎをしていました。
また、11日は生け花の体験も行われ、カーネーションや松の枝で思い思いの作品を作っていました。
参加した子どもたちは「ドキドキしたけど楽しかったです」などと話していました。