能登半島地震で大阪府警 石川県に向け機動隊など派遣

今回の能登半島地震を受けて、大阪府警は4日、被災した石川県に向けて機動隊などを派遣しました。

派遣されたのは、大阪府警の機動隊員など91人と警備犬2頭で、4日午前、大阪・城東区にある警察施設で出発式が行われました。
出発式では、石川眞樹 警備第2課長が「救助を待っている人がいて過酷な任務になると思うが最善を尽くしてほしい」と激励しました。
このあと隊員たちは16台の警察車両に乗り込んで石川県に向けて出発し、5日から少なくとも3日間、被災した人の捜索や救助の活動などを行うということです。
大阪府警では地震の発生直後から現地に隊員を派遣していて、すでに活動にあたっています。
現地で指揮をとる大阪府警の広域緊急援助隊の木原美悟 隊長は「現地の状況については先に支援に入った隊員から情報を引き継ぎ、自衛隊や消防と連携しながら一刻も早く救助活動をしていきたい」と話していました。