Uターンラッシュピーク 関西の鉄道や高速道路も混雑

年末年始をふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが3日ピークを迎え、鉄道や高速道路は午前中から混雑しています。

東海道・山陽新幹線の「のぞみ」はホームの混雑緩和などのためこの年末年始の期間中原則として指定席のみで運行されています。
JR東海によりますと、新大阪駅を午前8時以降に出発した列車の指定席の販売状況が100%となるなど、上りの新幹線の指定席は終日ほぼ満席だということです。
JR新大阪駅のホームでは大きな荷物や土産の袋を持った人たちが列車を待つ姿がみられ、乗り込む家族に手を振って別れを惜しんでいました。
正月を兵庫県宝塚市の祖父母の家で過ごした12歳の男の子は「初詣に行ったり、おせちを食べたりしました。とても楽しかったです」と話していました。
ホームで30代の娘を見送った60代の女性は「いまは夫婦2人しかいないので、久しぶりに大家族でのんびり過ごすことができたのでよかったです」と話していました。
JR東海では、羽田空港での事故を受けて、下りの「のぞみ」4本を追加して全車自由席で運行するということです。
一方、日本道路交通情報センターによりますと、高速道路は午前11時半現在で、名神高速道路の上り線で京都府の京都東インターチェンジ付近を先頭におよそ7キロの混雑が起きるなどしていて午後にかけて混雑が続く見通しです。