熊野那智大社で初詣にぎわう

和歌山県那智勝浦町にある世界遺産・熊野那智大社では、初詣に訪れた多くの人たちが、ことし1年を幸せに過ごせるよう願っていました。

那智勝浦町にある世界遺産、熊野那智大社では、大みそかの夜から家族連れなど多くの人が参道に長い列をつくりました。
そして、新年を迎えた午前0時に拝殿の門が開くと、参拝に訪れた人たちはさい銭を投げ入れて、ことし1年の幸せやそれぞれの願いごとを祈って、手を合わせていました。
境内にある「那智の滝」は、新年にあわせてライトアップされていて、訪れた人たちは、落差133メートルの滝が、しぶきをたてて流れ落ちる様子を写真におさめるなどして楽しんでいました。
新宮市から家族で訪れた40代の男性は、「家族みんなが健康に過ごせるように、そして、自分の仕事が羽ばたけるよう祈りました」と話していました。
また、一緒に訪れていた中学2年生の息子は、「ことしは野球を頑張って、試合で活躍したい」と話していました。