お笑いタレントの坂田利夫さん死去

「アホの坂田」の愛称で親しまれた、お笑いタレントの坂田利夫さんが29日、老衰のため大阪市内で亡くなりました。
82歳でした。

坂田利夫さん、本名、地神利夫さんは大阪市出身で、1964年に吉本新喜劇に入ったあと漫才コンビ、「コメディNo.1」を結成し、1979年には上方漫才大賞を受賞しました。
「アホの坂田」の愛称で親しまれた坂田さんは「あ〜りが〜とさ〜ん」や「あんたバカね、オホホ〜」などのギャグでお茶の間の人気を集め、吉本新喜劇のほかテレビやCMなど、多方面で活躍しました。
坂田さんは2009年に「コメディNo.1」を解散した後も関西を拠点に活動を続け、2016年には大阪市の「市民表彰」を受賞するなど、関西演芸界の発展にも貢献してきました。
吉本興業によりますと坂田さんは29日、親族やタレントの間寛平さんに見守られながら、老衰のため亡くなったということです。
82歳でした。