京都 北野天満宮 新年を迎える準備 しめ縄の飾りつけ

新年を前に、京都の北野天満宮では恒例のしめ縄の飾りつけが行われました。

学問の神様、菅原道真をまつる京都市上京区の北野天満宮は毎年、初詣に受験生など多くの参拝者が訪れ、三が日には50万人余りが見込まれています。
28日は新年を迎える準備として、門や鳥居などおよそ50か所にしめ縄が飾りつけられました。
このうち、参道の入り口にある高さおよそ10メートルの「一の鳥居」では、神職などがしめ縄に神聖な場所であることを示す「紙垂(しで)」と呼ばれる白い紙や、「さかき」の葉をくくりつけたあと、左右が対称になるよう調整しながら飾りつけました。
また、来年のえとの「たつ」の絵馬が飾られている「楼門」には長さおよそ5メートル、直径30センチほどの太いしめ縄を設置しました。
北野天満宮の川村亮滋 権禰宜は「新型コロナも5類に移行したので、窮屈なく、自由な、すがすがしい気持ちで参拝してほしい」と話していました。