大阪維新の会 議員など対象の調査結果 ハラスメント5件認定

大阪維新の会の横山幹事長は、党所属の議員などを対象に行ったハラスメントに関する調査で、申告があった14件のうち5件について、ハラスメントがあったと認定したことを明らかにしました。

大阪維新の会は、所属していた府議会議員が別の議員にパワハラやセクハラをしていたと報じられたことを受けて、ことし5月から議員などを対象に調査を行い、申告があった14件について、事実関係を確認していました。
大阪維新の会の横山幹事長は26日、結果を公表し、このうち5件についてハラスメントがあったと認定したことを明らかにしました。
主に威圧的な言動などが認定の対象となったということですが、横山幹事長は、被害者のプライバシーに配慮するためとして、事案の概要や加害者の情報など具体的な内容は言及しませんでした。
また、ハラスメントが認定された5件の加害者に対しては、口頭で厳重注意を行ったということです。
再発防止に向けて、▽所属議員を対象とした研修のほか、▽常設の相談窓口を設けるなどの対応をとるということで、横山幹事長は「ハラスメントと認定される事案が起きたことは非常に残念だ。今後こうしたことが起きないよう取り組んでいきたい」と述べました。