大阪 落書きだらけの公園トイレ 高校生がペンキ塗り直し再生

落書きだらけだった公園のトイレを地元の高校の生徒がペンキで塗り直し子どもも入りやすいトイレに生まれ変わらせる活動が大阪・西成区で行われました。

これは大阪・西成区の今宮工科高校が民間のペンキ会社と協力して行ったもので、萩ノ茶屋中公園の公衆トイレに生徒3人と地元の保育園児4人が集まりました。
数字や記号のような落書きがいくつも書かれていたトイレの壁はこれまでに、ペンキを全面に塗って消し終えてあり、18日は、だいだい色やベージュの4色のペンキで塗る作業が行われました。
園児たちが生徒に塗る色や場所を教えてもらいながらタイルの一枚一枚にペンキを塗っていくと、トイレの壁は暖かみのある色やデザインに生まれ変わっていきました。
活動に取り組んだ、今宮工科高校3年生の伊禮結貴さんは「きょうは子どもたちと一緒に作業ができて楽しかったです。トイレをきっかけに子どもが来て遊びやすい公園になってくれたらいいなと思います」と話しました。
トイレの壁は、来月(1月)完成する予定だということです。