奈良 橿原神宮 奉納された刀剣の展示会

奈良県橿原市の橿原神宮で明治時代に神宮が創建されて以来、これまでに奉納された刀や剣を紹介する展示会が開かれています。

橿原神宮内の会場には、神宮に納められた13点の刀や剣が展示されています。
このうち、明治天皇が明治37年に奉納した太刀は刃の長さが70センチ余りあり、刀をおさめていた辛櫃(からびつ)といわれる箱とともに紹介されています。
当時、日本はロシアと戦争中でこの刀は天皇が戦争の終結や平和への願いを込めて納めたといわれています。
このほか、明治23年の創建後、初めて奉納された短剣や、東吉野村で活動している刀匠、河内國平さんが制作して、7年前(平成28年)に奉納された刀なども展示されています。
河内さんはこの展示会の監修も行っていて、「奉納された刀は平和などの願いを込めてつくられているものが多くそういった点に注目すると異なる見方ができるのでは」と話しています。
展示会を企画した皇學館大学の長谷川怜 准教授は「刀剣の奉納というものを通して橿原神宮の歴史を伝え、日本の近代のことも知っていただければ」と話しています。
展示会は来年の5月12日までで、12月24日までの前期と来年の元日からの後期でそれぞれ展示品を入れ替えて行われます。