大阪メトロ18日から御堂筋線の心斎橋ーなんばで5G利用開始

大阪メトロの御堂筋線の一部区間では18日から高速・大容量の通信規格、5Gのサービスが始められることになりました。
再来年の大阪・関西万博に向けて、大阪メトロでは今後、会場への主要なアクセス路線となる中央線などにもサービスを広げていきたいとしています。

大阪メトロが18日から5Gのサービスを始めるのは、御堂筋線の心斎橋駅となんば駅のホーム、それに2つの駅の間のトンネルです。
今回、整備された通信設備は、通信事業者が共同で使える仕組みとなっていて、NTTドコモがサービスを始めたあと、ほかの社も順次、サービスを開始していく予定だということです。
大阪メトロでは、今後、通信事業者と協力しながら設備を増強し、再来年の大阪・関西万博までに、御堂筋線の中津駅から天王寺駅、中央線の阿波座駅から森ノ宮駅、中央線のコスモスクエア駅から万博会場の最寄り駅として今後整備される夢洲駅までのそれぞれの区間で、5Gのサービスを利用できるようにしたいとしています。
大阪メトロは「5Gが使えるようになれば、車内や駅構内で動画などをスムーズに見ることができる。快適な通信サービスを提供して乗客の利便性の向上につなげていきたい」と話しています。