“自宅などから万博パビリオン見学” リモートツアー実施へ

高齢の人も障害がある人も万博を楽しめるようにしようと、再来年の大阪・関西万博では、自宅や施設などに居ながらパビリオンを見学できるリモートのツアーが実施されることになりました。

これは大阪・関西万博を見据えてスタートアップ企業などを支援する団体、「MUIC Kansai」が大阪市で記者会見を開いて発表しました。
ツアーは専用のサイトで生中継される万博会場の映像を自宅や高齢者施設などでリモートで見てもらうというもので、参加した人は▼パビリオンの紹介や説明を聞くだけでなく、▼チャットで質問や感想を送るなど双方向のやりとりを行えるようにするということです。
複数の民間パビリオンに加えて、海外パビリオンなどでもツアーを実施できるよう今後、調整を進めていく予定です。
主催する団体の村上弘祐 マネージャーは、「会場に行きたくても行くことができない高齢者や障害がある人など、だれでも万博を楽しめる機会を作っていきたい」と話していました。