兵庫 北条鉄道で「サンタ列車」運行が始まる

兵庫県のローカル線、北条鉄道でクリスマスの飾りが施された「サンタ列車」の運行が始まり、子どもたちがサンタクロースとのふれあいを楽しみました。

北条鉄道は、兵庫県小野市と加西市の間のおよそ14キロを結ぶローカル線で、毎年この時期、クリスマスの飾りを施した車両でサンタクロースとふれあってもらう「サンタ列車」を運行しています。
ことしの運行が9日から始まり、午後2時すぎに出発した列車には親子連れなどおよそ40人が乗車しました。
車内には赤いカーペットが敷かれたほか、色とりどりの飾りがつけられていて、子どもたちは地元の大学生がふんしたサンタクロースが出題するクリスマスにちなんだクイズに答えたり、みんなで歌を歌ったりして交流していました。
そして、往復およそ50分の旅の最後にはサンタクロースからお菓子などのプレゼントを受け取っていました。
小学2年生の女の子は「楽器を鳴らして歌を歌うのが楽しかったです」と話していました。
「サンタ列車」の運行は今月(12月)24日までで、北条鉄道によりますと事前の予約ですでにほぼ満席になっているということです。

▽運行日・本数:12月9日、10日、16日、17日、23日、24日の6日間、1日4便。
▽問い合わせ先:北条鉄道株式会社0790−42−0036