阪神 木浪聖也選手と佐藤輝明選手 推定年俸アップで契約更改

プロ野球・阪神の日本一に貢献した木浪聖也選手と佐藤輝明選手。
ともに笑顔での契約更改となりました。

【木浪聖也選手は】
プロ野球で38年ぶりの日本一に輝いた阪神でショートのレギュラーに定着し、ベストナインに選ばれた木浪聖也選手が、いずれも推定で5000万円アップの年俸7100万円で来シーズンの契約を更改し「覚悟を持って臨んだ1年だったので、優勝に貢献できてよかった」と心境を語りました。
5年目の木浪選手は、シーズン序盤でショートのレギュラーに定着。
肩の強さと堅実な守備を持ち味に岡田彰布監督が掲げる守り勝つ野球を支え、打撃ではシーズンを通してほとんど8番で出場し、8月には出塁率3割8分2厘をマークするなど、“恐怖の8番”とも呼ばれました。
初めてのベストナインに選ばれたほか、ゴールデン・グラブ賞も初めて受賞しました。
木浪選手は7日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み、いずれも推定で5000万円アップの年俸7100万円で来シーズンの契約を更改しました。
会見した木浪選手は「覚悟を持って臨んだ1年だったので、リーグ優勝と日本一に貢献できてよかった。ベストナインとゴールデン・グラブ賞は絶対に取りたかったのですごく自信になる」と振り返りました。
“恐怖の8番”と呼ばれたことについては「『何が恐怖なのかな?』と思っていたが、それほど相手にとって嫌なバッターになれていると思った」と話しました。
来シーズンに向けては「二遊間のコンビを組んだ中野拓夢選手がフルイニング出場を果たしたので、1つのポジションで全部出て連覇を達成できるようにしっかりやっていきたい」と意気込んでいました。

【佐藤輝明選手は】
プロ野球で日本一に輝いた阪神でチームトップとなる24本のホームランを打った佐藤輝明選手が、いずれも推定で6500万円アップの年俸1億5000万円で来シーズンの契約を更改し「着実に成長できていると感じている。今シーズンはすばらしい経験ができた」と心境を話しました。
佐藤選手は今シーズン、6月に不振で2年ぶりに1軍の出場選手登録を抹消されましたが、後半は徐々に調子を上げ、18年ぶりのリーグ優勝を決めた9月14日の巨人戦ではホームランを打つなどチームに貢献し、いずれもチームトップの▽24本のホームラン、▽92打点をマークしました。
佐藤選手は7日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み、いずれも推定で6500万円アップの年俸1億5000万円で来シーズンの契約を更改しました。
1億円の大台を突破した佐藤選手は会見で「リーグ優勝を決めた日のホームランは自分でも印象に残っている。着実に成長できていると感じている。今シーズンはすばらしい経験ができた」と振り返りました。
来シーズンに向けては「打率、打点、ホームラン、それに守備もしっかりやっていきたい。タイトルをとれるような活躍ができるように頑張りたい」と意気込みを語りました。