JR西日本 万博ラッピング列車 11月30日から運行

JR西日本は、大阪・関西万博の開催まで500日となる11月30日から、一部の路線で車体に「ミャクミャク」などを描いたラッピング列車を運行させる予定で、29日、一足先に報道陣に公開しました。

公開されたのは、車体に万博の公式キャラクター、「ミャクミャク」などが描かれたラッピング列車です。
JR西日本では、再来年の大阪・関西万博の開催まで500日となる11月30日から万博が終了するまでの間、会場へのルートの一つとなっている大阪環状線とゆめ咲線でラッピング列車を1編成、走らせることにしています。
列車は8両で、車内の中づり広告やモニターにも「ミャクミャク」や万博の開催日程などが紹介されています。
JR西日本万博プロジェクト推進室の綿島崇倫 課長は、「注目してもらえるデザインの列車にすることができたのでぜひ見てもらいたい。地元の鉄道会社として機運醸成など万博に貢献していきたい」と話していました。
JR西日本では、ほかのJRとも連携して、来年4月からは東海道・山陽新幹線や九州新幹線などでも万博関連のラッピング新幹線を運行することにしています。

【新大阪駅に万博公式ショップ】
大阪・関西万博の開幕まで11月30日で500日となる中、JR新大阪駅の構内に29日、万博の公式ショップがオープンし記念の式典が行われました。
この公式ショップは、幅広い世代に大阪・関西万博の魅力を届けようと、多くの人が行き交うJR新大阪駅の改札内に設置され、公式キャラクター、ミャクミャクのぬいぐるみやお菓子などを豊富に取り扱っています。
オープンに先立って行われた記念の式典では、万博の実施主体、博覧会協会の高科淳 副事務総長が、「駅構内に、公式ショップができたことは喜ばしい。全国レベルでの機運の醸成につながってほしい」とあいさつしました。
そして、テープカットの後、午後2時に開店すると駅を利用する人たちが次々に訪れていました。
開店後すぐに6歳の女の子を連れて訪れた母親は、「偶然通りかかって、子どもがほしいというのでミャクミャクのチョコを買いました。駅で見かけるようになると、万博もいよいよかという気持ちになります」と話していました。
また、ミャクミャクが好きだという20代の女性は、「きょう開店すると聞いて500日前記念グッズがほしいなと思って来ました。万博も行きたいと思っています」と話していました。
このショップは、毎日、午前9時から午後9時30分まで営業しています。