J1 ヴィッセル神戸 初優勝かかる試合へ意気込み

サッカーJ1で首位のヴィッセル神戸は、2位のチームの結果しだいでは初優勝がかかる25日の試合に向けて、24日、オンラインで会見に臨み、吉田孝行監督は「しっかり準備はできている」と話しました。

サッカーJ1は、首位のヴィッセルと2位の横浜F・マリノスが勝ち点の差2で優勝を争っていて、F・マリノスが24日夜の試合で引き分けか敗れた場合、ヴィッセルが25日、名古屋グランパスに勝てば、クラブ創設29年目で初めての優勝が決まります。
25日の大一番に向けて吉田監督や選手たちは、オンラインで会見に臨みました。
吉田監督は「チームの状態や雰囲気はよく、しっかり準備ができている。優勝争いはしているが、浮つく余裕もないと思うし、勝たなければ何も始まらない。自分たちは勝ち点3をとらなければ目標を達成できないので、そこに集中したい」と話していました。
また、ディフェンダーの酒井高徳選手は「優勝したいという思いをもってこのチームに来て、目標まであと一歩のところまで来ていると思う。ただ、優勝が決まるその瞬間までは勝つために自分ができる役割は何なのかを最優先に考えてプレーしたい」と話していました。
ヴィッセルと名古屋グランパスの試合は、ヴィッセルのホームの神戸市で25日午後2時キックオフで、NHKでは、総合テレビで中継します。