大阪の企業関係者 韓国でスタートアップ企業の拠点視察

大阪の企業関係者らが韓国・ソウル近郊にあるスタートアップ企業の活動拠点を訪問し、日本への進出を目指す企業と意見交換を行いました。

韓国を訪れている大阪商工会議所の会員企業の関係者ら20人あまりは23日、ソウルに隣接するキョンギ道ソンナムにあるスタートアップやベンチャー企業の活動拠点を視察しました。
スタートアップ企業の育成に力を入れているキョンギ道が2015年に設立した拠点には、ITやAI関連を中心に1600社あまりが入居しています。
このうち、日本でのビジネスの展開を目指す6社が、事業内容を説明したうえで、日本側と意見交換を行いました。
参加した日本企業の経営者は「韓国のスタートアップが自治体から支援を受けたり、有名企業と連携していたりするのに驚いた。自分たちのような製造業に関連したスタートアップがあれば協力していきたい」と話していました。
キョンギ道のキム・ドンヨン知事は、「キョンギ道と大阪との協力関係が作られれば大きな相乗効果を生み出すことができる」と述べて、連携の強化に意欲を示していました。