大阪・関西万博 会場アクセス 自転車やEVバス活用する方針

再来年の大阪・関西万博で会場までのアクセス方法について検討する協議会が開かれ、自転車を活用することや、シャトルバスとして電気自動車を活用することなどの方針が決まりました。

大阪・関西万博では、会期中に2820万人が訪れると想定される来場者をどのように会場まで運ぶかや、万博が掲げる環境に配慮した交通機関をいかに使うかが課題となっています。
20日は会場へのアクセスを検討する協議会が開かれ、会場に隣接する事前予約制の駐輪場を整備し自転車で来場できるようにすることを決めました。
また、会場と、▽JR桜島駅や▽舞洲の駐車場を結ぶバスについては電気自動車を活用することも決まりました。
一方で、会場に向かう人で大阪市内の電車の混雑が予想されることから、スーツケースなどの大型荷物を列車内に持ち込まないよう自粛を呼びかけることも検討するとしています。
協議会の議長を務める大阪公立大学の内田敬 教授は、「開会してからどのようなオペレーションでやるのか細かいところを詰めていき、来場する人に安心安全の輸送サービスを提供できるよう尽力していきたい」と話していました。