「近畿地方で木枯らし1号」去年より2日早く 大阪管区気象台

11日の近畿地方は北寄りの風が強まり、気象台は「近畿地方で木枯らし1号が吹いた」と発表しました。

大阪管区気象台によりますと、11日の近畿地方は西高東低の冬型の気圧配置の影響で各地で北寄りの風が強まりました。
午前9時までに観測された最大瞬間風速は、滋賀県彦根市で16.1メートル、神戸市で15.9メートル、京都府舞鶴市で14.6メートル、大阪市で10.8メートルとなっていて、気象台は「近畿地方で木枯らし1号が吹いた」と発表しました。
近畿地方の木枯らし1号は、去年の11月13日と比べて2日早くなっています。
気象台によりますと11日の近畿地方は、冬型の気圧配置の影響でおおむね曇り、北部では雨が降っているところもあります。
12日もおおむね曇りとなりますが、夕方以降は大気の状態が非常に不安定になり、雷雲が発達する見込みで、激しい突風や落雷、急な強い雨などに注意が必要です。