大阪北部山あいでクマ出没か 情報相次ぐ 知事が注意呼びかけ

先月(10月)下旬以降、大阪府北部の山あいの地域で、クマとみられる動物の目撃情報などが相次いでいることから、吉村知事は、自治体のホームページで情報を確認するなど、注意を呼びかけました。

大阪府によりますと、先月下旬以降、府北部の山あいの地域で、クマとみられる動物の目撃情報などが相次いでおり、先月22日から今月8日までに、目撃情報や、足跡や爪痕の情報が寄せられた日数は、あわせて10日となっているということです。
これを受けて、吉村知事は、9日の記者会見で、「先月下旬以降、府でもクマの出没が多発している。『クマに出会わない』ということで、府や市町村のホームページで、地域の出没情報を確認してほしい。山に行くときは、ラジオや鈴など、音が出るものを持って行っていただければと思う。山の周辺の住宅地にお住まいの方は、クマの出没に注意してほしい」と呼びかけました。
そして、「クマを目撃したときや、痕跡を見つけたときは、速やかに市町村に連絡をお願いします」と述べました。