大阪 枚方市 ふるさと納税返礼品に「うまい棒ケース」追加へ

ロングセラー商品の棒状のスナック菓子を入れるためのアルミ製のケース、「うまい棒ケース」を大阪・枚方市の企業が製作し、市はふるさと納税の返礼品にする方針だと発表しました。
寄付金額は10万円前後を予定しているということです。

枚方市がふるさと納税の返礼品に加える方針だと発表したのは、ロングセラー商品として知られるスナック菓子を持ち運ぶ専用ケース、「うまい棒ケース」です。
50年以上アルミケースを作ってきた枚方市内の企業が製作しました。
アルミ製で、縦20センチ・横10センチ、収納スペースにスナック菓子1本がちょうど収まるつくりになっています。
社員の孫が幼稚園から持ち帰ったスナック菓子を食べようとしたところ、粉々に割れていて悲しんでいたことをきっかけに開発されたということです。
ケースは、70センチの高さから落としてもスナック菓子が割れない性能があるということです。
枚方市によりますと、ふるさと納税の返礼品として認められるか、総務省の確認を待っているということで、年内にも受け付けを開始したいとしています。
ケースは3種類のデザインがあり、寄付金額は、11万円と9万9000円となる見込みです。
1本12円のスナック菓子の値段のおよそ1万倍にあたります。
ケースを製造した企業「アクテック」の芦田知之 社長は、「ケースを通じてより多くの人に枚方市を知ってほしいし、枚方市を盛り上げたい」と話していました。